「機動戦士ガンダム」の魅力の1つは、魅力的なキャラクターが多数登場することです。ただし、キャラ設定が詳細にわたる分、「この人はどういう人なの?」「この2人の関係は?」といった疑問が視聴中に起こりやすく、気になってしまうと集中して観られなくなってしまうのが困りますよね。そこで、今回は機動戦士ガンダム(テレビ版と劇場三部作)の地球連邦軍ホワイトベースの乗組員と人間関係について説明します。
※他のガンダムシリーズにも言及して説明する場合があります。
※ネタバレあり!(ファーストガンダムでは明かされていない展開についても書いています)
まずは気軽に観てみようという方には、DVDの宅配レンタルや動画配信がおすすめです。
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機動戦士ガンダム ホワイトベースの航路
(以下、近日公開予定)
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【機動戦士ガンダム劇場版三部作 予告ハイライト】
「機動戦士ガンダム劇場版」三部作 作品情報
「機動戦士ガンダム」劇場版は以下の三部作として構成されています。
「機動戦士ガンダム劇場版 MOBILE SUIT GUNDAM」(1981 年3月)
「機動戦士ガンダムⅡ MOBILE SUIT GUNDAM」(1981年7月)
「機動戦士ガンダムⅢ MOBILE SUIT GUNDAM Ⅲ」(1982年)
企画:サンライズ/原作:矢立肇・富野喜幸/監督:富野喜幸
サイド7からホワイトベースに乗り込んだ避難民(少年兵と子どもたち)
●アムロ・レイ
(上の動画はガンダムファンによる二次創作です。よくできてるね!)
・主人公でサイド7に住んでいた、機械オタクの日系人の少年。
・劇中では語られないが第1話当時の年齢は15歳
・父はガンダムの開発者であるテム・レイ
・母は地球(詳細な場所は不明。鳥取周辺という説あり)に住んでおり、アムロが幼少期に父と宇宙移民になる際に離れ離れになっている
・内向的でややわがままな性格。
・訓練もなく説明書を読みながらガンダムを操縦し、ザク2機を撃破したことがきっかけでガンダムのメインパイロットとなる
・戦いの中でニュータイプへと覚醒していき、連邦軍を代表するパイロットへと成長する
・機動戦士ガンダムの続編にあたる「Zガンダム」、「ZZガンダム」、「逆襲のシャア」などでも登場し、伝説のニュータイプとして扱われている。機動戦士ガンダムのエピソードや別展開を綴った「The origin」にも登場
・声優は古谷徹
●フラウ・ボゥ
・サイド7に住んでいたアムロの幼なじみで、雑な研究者肌のアムロの世話を焼いていた
・ホワイトベースでは子供のカツ、レツ、キッカの子守りと怪我人への応急処置の対応、通信担当などをしている
・戦いの中でアムロと心が通わなくなっていくことに不安を感じている
・一年戦争終了後、ハヤト・コバヤシと結婚し、カツ、レツ、キッカを養子として受け入れた
・声優は鵜飼るみ子
●セイラ・マス
・本名はアルテイシア・ソム・ダイクン
・17歳の設定
・性格はハッキリと物事を言うタイプで、聡明
・父はサイド3独立運動の指導者ジオン・ズム・ダイクン
・幼少期に父を亡くし(ザビ家による暗殺と噂されている)ジンバ・ラルに引き取られる。しかしザビ家によるジオン共和国独裁の動きが高まると、ジオン・ダイクンの直系の後継者になりえる兄キャスバル・レム・ダイクン共々身の危険が及ぶのを恐れ名前を変えて逃亡することとなる
・ホワイトベースではパイロットとしてガンダム、Gアーマー又はコア・ブースターなどを操縦する
・赤い彗星のシャア(後々兄のキャスバルだと分かる)の正体につい、知ろうとするあまり、極端な行動をする破天荒な部分もある
・ニュータイプとして明確に描かれてはいないが、1年に偶然3度もシャアと対面することから考えて、ニュータイプ同士が引かれあっているとも思われる
・声優は井上遥
●ミライ・ヤシマ
・日系人の18歳。
・スペースグライダーのライセンスを所有していたことから、ホワイトベース操縦担当に抜擢される。
・父親は地球連邦軍の元高官で、名家のお嬢様である。そのため親同士の間で婚約者が決まっていた。(カムラン)
・物腰の柔らかい性格からホワイトベースのクルーに人気がある。
・スレッガーに恋をするが、スレッガーが戦死してしまい泣き崩れる。
・ニュータイプとしての感性があり「悪い予感」などといった形で表現することが多い。
・声優は白石冬美
●カイ・シデン
・年齢は17歳または18歳の2つの説がある
・お調子者で臆病で口が達者
・ホワイトベースではガンキャノンのパイロット
・戦争に巻き込まれる事に幾度となく拒否感を示し、ベルファストではホワイトベースから去ったこともある
・ベルファストで知り合ったミハルを戦争で失ったことをきっかけに、戦う決意を固める
・Zガンダムなどではジャーナリストになって登場している
・The originでは不良として描かれている
・声優は「うる星やつら」で主人公諸星あたるの声を演じた古川登志夫
●ハヤト・コバヤシ
・サイド7に住んでいた日系人で、アムロの幼なじみだがアムロとは関係は良くない
・柔道を嗜む
・ホワイトベースではガンタンク(劇場版ではガンキャノンも)のパイロット
・同い年なのにニュータイプとして頭角を現していくアムロにコンプレックスを抱いている
・一年戦争終了後、フラウ・ボゥと結婚する
・ZガンダムやThe originなどにも登場する
・声優は檜山修之
●カツ、レツ、キッカ
・サイド7でのザク強襲によって戦争孤児となった子供たち
・カツ8歳、レツ6歳、キッカ4歳という設定
・ホワイトベースのマスコット的存在だが、率先して作業に従事したり、スパイを退治したりするなど、かなり役にたっている。
・ニュータイプとしての感性があり、ジャブローではジオンが仕掛けた爆弾を子供ながらに全て撤去する神業的な行動をとった。
・カツはZガンダムではパイロットとして再登場する
・声優はカツ 白石 冬美(カツ)、鵜飼るみ子(レツ)、井上 遥(キッカ)
ホワイトベース乗組員(職業軍人)
●ブライト・ノア
・英国系で19歳の士官候補生
・正規のホワイトベース艦長であるパオロが負傷したことから、艦長に抜擢される
・生真面目な性格のため、クルーとのコミュニケーションが上手くいかないこともある
・時に激情的な一面を見せる
・若くして艦長をしていることに重圧を感じており、それを緩和してくれていたミライにいつしか恋心を抱いていく。しかしうまく恋愛感情の表現ができずもどかしい一面もある
・生真面目な性格が故、内向的なアムロとは初期に幾度か衝突するが、後期にはアムロに絶大な信頼をよせ、ニュータイプ論についても自分以外の者にその傾向を感じ取っている
・一年戦争後にミライと結婚し、2人の子供を授かる
・その子供の1人ハサウェイを主人公にした「閃光のハサウェイ」というアニメ作品もある
・ブライトはZガンダム以降の作品にも度々登場する
・声優は鈴置洋孝
●リュウ・ホセイ
・アルゼンチン系の18歳という設定。
・地球連邦軍の兵士でモビルスーツパイロット候補生だった。
・ホワイトベースではコア・ファイターやガンタンクに搭乗する。
・責任感が強く、面倒見がよい。
・アムロ、カイ、ハヤトの兄貴分として、不慣れなパイロット達に包容力のある接し方をする。
・強い責任感が故に、怪我で休養中に出撃し、特攻でアムロの危機を救い戦死した。
・声優は飯塚昭三
●スレッガー・ロウ
・ジャブローからホワイトベースに追加された連邦軍の軍人
・女好きのお調子者だが、戦闘能力は高い
・ミライを平手打ちするなど若干野蛮なところもある
・ホワイトベースではGアーマー(劇場版ではコア・ブースター)の操縦をする
・ソロモン攻略戦でビーム攻撃が効かないビグ・ザムに接近戦を挑むが、攻撃を受けて戦死する
・登場期間は短いが名台詞が多く、存在感を残した
・声優は井上真樹夫
機動戦士ガンダム 登場人物紹介①ホワイトベース編 まとめ
本記事では機動戦士ガンダム(テレビ版と劇場三部作)の地球連邦軍ホワイトベースの主な乗組員とその関係について説明しました。ジオン軍など、ホワイトベース乗組員以外の登場人物や人間模様については、別記事で紹介します。
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機動戦士ガンダム ホワイトベースの航路
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文:Ta@akee 編集:chi-yu
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