映画「アリス・イン・ワンダーランド」はイギリス児童文学の名作「不思議の国のアリス」をベースに作られた新しいアリスの物語です。ジョニー・デップやアン・ハサウェイなど実力派の俳優が個性的な脇役を好演しており、ビジュアルもストーリーも楽しめる作品になっています。
【予告編】
映画「アリス・イン・ワンダーランド」作品情報
原題:「Alice in Wonderland」
制作年・国・上映時間:2010年・アメリカ・109分
監督:ティム・バートン
出演者(役名):ジョニー・デップ(マッドハッター)/ミア・ワシコウスカ(アリス)/アン・ハサウェイ(白の女王)/ヘレナ・ボナム・カーター(赤の女王、イラスベス)/
受賞歴:第83回アカデミー賞(2011年)衣装デザイン賞、美術賞/第68回ゴールデングローブ賞(2011年)ノミネート
ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」をベースにしたファンタジー映画で、子どもから大人まで、原作を知らなくても楽しめます。衣装や美術でアカデミー賞を受賞しており、眺めているだけで不思議の世界に引き込まれる作品です。
映画「アリス・イン・ワンダーランド」あらすじ
19歳になったアリスは、自身の婚約パーティーで、チョッキを着た白ウサギを追いかけて穴に落ち、不思議な国に迷い込みました。そこは赤の女王に支配され、恐怖に満ちた世界「アンダーランド」。この世界を救う「予言の書」に書かれた人物が自分だと知ったアリスは、マッドハッターや白の女王など個性豊かなキャラクターたちと出会い、赤の女王との戦いに巻き込まれていきます。
この奇妙な世界で自分自身を見つめ直し、成長していくアリスですが、果たしてアンダーランドを救い、元の世界に戻ることができるのでしょうか?
映画「アリス・イン・ワンダーランド」注目ポイント
まず、キャラクターのビジュアルが魅力的。しゃべるウサギや猫などのキャラクターが程よい非現実感とリアルさとのバランスが絶妙で、観ていて違和感を感じづらく、とても良かったです。
また、各キャラクターたちの性格も個性的で最高!特に、アン・ハサウェイ演じる白の女王の無機質な感じは、感情的な赤の女王に対して際立っていました。
ジョニー・デップは本作で準主役的な位置づけのマッドハッターを演じていますが、「らしい」演技に注目です。とてもユニークでクールな役まわりなので、ジョニー・デップ好きには納得できる作品だと思います。
映画「アリス・イン・ワンダーランド」注目ポイント感動ポイント
アリスは子供の頃にワンダーランドに行ったことを夢だと思って成長していたため、再びワンダーランドを訪れても、なかなかその存在を受け入れられずにいます。また、ワンダーランドの面々も成長したアリスが、偽物のアリスではないかと疑念を持っていました。そんな中、マッドハッターをはじめとした仲間たちの協力により、アリスは前向きに成長し宿命を受け入れていきます。
アリスと仲間たちが恐ろしい赤の女王の軍隊に立ち向かう姿に勇気をふるい起こされました。
映画「アリス・イン・ワンダーランド」注目ポイントまとめ
私はルイス・キャロルによる童話の原作「不思議の国のアリス」を読んだことは無かったですが充分に楽しめました。原作を知っている方は、その後のアリスとして楽しめますし、知らない方も全く問題なく楽しめるストーリーとなっています。
こんな方におすすめ
ファンタジー映画が好きな方におすすめ。他のファンタジー作品には出てこないキャラクターで構成されたストーリーなので独自の世界に引き込まれると思います。
そして童話の原作が好きな方にとっても、本作で原作の続編としての新しいストーリーに出会えます。キャラクター達のイメージもうまく具現化されているので是非チェックしてみてください!
文:Ta@akee 編集:chi-yu
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